霧ヶ峰で電柵設置!シカの食害を防ごう!
2019年05月31日
先日、
霧ヶ峰にて県や自治体、地権者の方々約40名が集まり、
シカ対策の電気柵を設置しました。
霧ヶ峰は、本州最大の高層湿原で、多くの絶滅危惧動植物の生息地になっていますが、
近年では、ニホンジカの食害や踏み荒らしが問題になっています。
そこで貴重な高山植物を守るため、2008年度より電気柵の導入が開始され、
2018年度には電気柵の総延長が15㎞にも達しました。
絶滅が危惧されている「ニッコウキスゲ」のニホンジカによる被害は、
電気柵を設置してから大幅に減少しており、
その証拠に電気柵内の生育数は、
柵外と比べるとなんと約300倍になっているそうで、
電気柵を設置する重要性がよくわかります。
ニッコウキスゲの黄色の花が見事に咲き乱れる7月上旬から
8月上旬にかけて霧ヶ峰高原には、多くの観光客が訪れます。
今年も多くのニッコウキスゲが咲いて欲しいですね。
シーズンになったら、是非私も見に行きたいと思います。
この辺りは、地盤が岩や石だらけで、ポールを立てるのに非常に苦労しました。
弊社では、長野県内外の地域で用途に合った電気柵を提案し設置しています。
ニホンジカに限らず獣害でお困りの方、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。