須坂市で行われた電気柵の維持管理研修会
須坂市の本郷地区で、須坂市内の電気柵管理者様が集まり、地域で設置した電気柵の維持管理研修会が行われました。
弊社も技術指導として参加させていただきました。各地域から参加者が集まってきます。
本郷地区のトタン併用電気柵。
研修の最後に、こちらの本郷地区は電気柵設置から10年が経ち、今までの経過の記録としてパンフレットが作成され、配布されました。
掲載許可を頂きましたので、是非皆様の電気柵維持管理のご参考にしていただけましたらと思います。
平成24年の設置計画から、設置、維持管理の歩みが細かく記録されています。
私も10年前に設置指導やお手伝いで伺った時が、とても懐かしいです!
また、設置している電気柵や、電気柵監視システム「エフモスジュニア」の仕組みも詳しく解説しています。
電気柵の設置ルートには急こう配な箇所も多いですが、維持管理が安全に行えるように、「多面的機能支払交付金」を活用した施設整備の内容。
電気柵の概要や、細かな活動実績が記載されています。地域がひとつになって電気柵を管理し、獣害対策が行われ被害が激減した素晴らしい記録ですね。
設置から10年、この事業をけん引されてきたN様、10年経ちましたが、まだまだお元気で、これからも地域を愛し、獣害対策を頑張っていくとおっしゃっていました。
こちらの資料は、昨年の補修の記録と、次年度の担当者様への引継ぎの資料だそうです。
電気柵監視システムの導入で、導入前に比べ、日々の電圧確認が大幅に軽減され、不具合時にも素早く対応できるようになったそうです。
各地域の獣害や電気柵に関してのミーティングも盛り上がりあり、大変すばらしい、研修会でした!
電気柵やフェンスの維持管理の方法が十分に引継ぎされず、年々防除効果がなくなっている地域もありますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?
電気柵やフェンスの維持管理や研修会など、弊社でもサポートできることがあるかと思いますので、お気軽にご相談下さい。