笠松式くくりわなのご紹介
もうお盆も過ぎてしまいましたが、相変わらず毎日暑いですね。
今日は、今年から弊社で扱い始めた「笠松式くくりわな」をご紹介いたします!
「笠松式」は、県内のたくさんの地域で使用されています。
特徴は、やはり設置の簡単さ!
落としパイプの深さが5cm(弊社の商品)になっており、たくさん土を掘らなくても良いところが特徴です。
鹿・イノシシの捕獲用で、タイプは2種類あります。
こちらの一般狩猟用は、寸法が12cm×20cmです。
こちらは有害駆除用で、寸法が20cm×20cmです。
仕掛けの構造は、
ワイヤーを囲った踏み板を動物が踏むことで、ワイヤーゲートが跳ね上がり、
同時に、バネの力によって動物の足にワイヤーがしまるというもの。
・・・といっても、やってみないとわかりませんよね!
人により掛け方は異なると思いますが、
弊社でも試しにやってみました!
手順① 安全ピンを差し込み、わなワイヤーをワイヤーガイドの溝にひっかける。
必ず安全ピンを差込みましょう!
手順② 近くの立木に、ワイヤーの先端を固定する。
手順③ スプリングを踏み板側に引っ張り、ストッパーで固定する。
手順④ 落としパイプの小さい穴に、つまようじをさす。
外側に飛び出たつまようじは切ってみました。
手順⑤ 深さ5cmほどの穴を掘り、落としパイプと踏み板をおいて、まわりに土を寄せる。
手順⑥ 最後に安全ピンを外し、上に土や葉をのせてカモフラージュする。
と、このような手順で設置をしました!
本当は本体をすべて土に埋めるのですが、
今回は手順⑤と⑥をショートカットして・・・セッティングしたわなを作動!
やっぱり、ワイヤーのしまる速度が速いですね!!
実際にくくりわなで狩猟されている方にお聞きしましたが、
くくりわなは、わなをかける人間と動物のだましあいなんだそうです。
設置する場所には
どのような種類の動物がいるのか?
どう設置したら捕獲できるのか?
ということを調べたり考えたり、試行錯誤をして設置することが必要です。
また、実際わなを設置をする際は
設置場所に人間の痕跡が極力残らないようにすることが大切です。
できることは事前に準備しておきましょう。
設置の際にぜひ参考にして頂ければ幸いです。
今年はまだまだ厳しい残暑が続くようですが、
熱中症などに気をつけながらがんばって乗り切りましょう!
※追記
2023年より 笠松式くくりわなS型に変更になりました。
長野県使用率No.1!簡単設置で捕獲率もバツグン!!
笠松式くくりわなS型(有害用・狩猟用)
https://www.kyowatecno.com/SHOP/HO0026.html